2005年12月14日
プロッタのようなディスプレイ
とある人からのアイディアのネタ。
プロッタというのは、機械がペンを持って、線を引いて、図面を書くプリンタ。
ディスプレイでも、そういうやつは、昔あった。ワイヤフレームなんかを表示するのに使っていた。
でもビットマップ表示方式+ラスタースキャンが全盛の今日この頃。
でもCRTだったら、電子銃をうまく制御すれば、プロッタみたいに絵が描けるわけだ。実際、そういうディスプレイがあった。
直線も、電子銃を制御する偏向コイルの磁界の分解能で表示できるから、ギザギザはかなり目立たないはず。
問題は、明らかに、描画時間。しかも描画内容によって変化するので一定ではない。
これ、どれぐらいイケるんだろう?
昔あったやつは、ビットマップ表示+ラスタースキャンに淘汰されてしまったけど、いま改めて復活できる要素技術はあるか?
CRTを使うならば、薄型にはしにくい。これは致命的。ほかにうまい方式はないか。
いずれにしてもギザギザがいやだ、という問題意識は、やっぱりある。
投稿者 akita : 2005年12月14日 19:26
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コメント
そうです。技術的なことにはあまり口出しできませんが、やはりベクタ系だとギザギザしないから視覚的に理に適ってると思いますんでね。
あと、ビットマップ系はタテヨコがあるので回転表示に弱いところが特にいやですね。
投稿者 ぶっち : 2005年12月15日 19:39
ぶっちさん、こんにちは。
同じような問題意識は、個人的にはかなり以前から持っていて、ビットマップのままで、うまくやると解決できないか?というのは、ずっと画策しています。
投稿者 akita : 2005年12月15日 20:23
レーザープロジェクタも捨て難いですよね、http://elm-chan.org/works/vlp/report.html
投稿者 Th\'or : 2005年12月16日 15:29
おお、こういうものもある。機械的に振るやつですね。そういえば昔、五月祭でやったなあ。あのときは、スピーカーの振動部(コーンの底のところ)をアクチュエータにしました。
機械的なやつだと、フレームレートを上げにくいか。
投稿者 akita : 2005年12月16日 17:27