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2007年05月30日

山崎尊永さん

以前Interface誌でふと発見して、ずっと気になっている。
現在はアプローズテクノロジーズという会社におられるが、その前はルネサス、さらにその前は日立におられた。

自分が学部4年生のときのインターンシップ(というと、もう14年も前か・・・)で、日立の武蔵工場(現在の半導体事業部)でお世話になったとき、配属されたマイコン開発部のSHマイコン開発室でお世話になった方だ。直接の上司(?)は倉員(くらかず)さんという方だったが、同室におられた山崎さんには、雑談も含めて、非常にお世話になった。

3週間のインターンシップの期間はちょうどSH1の最終デバッグの時期で、アセンブラで簡単なプログラムを書いて、バスの状態遷移などが正しいかをシミュレータでチェックする、という仕事をお手伝いした。どんなものだったかは覚えていないけど、たしかバグを1つ見つけた記憶がある。(探し物をしていたら、SHマイコンの開発ストーリーを見つけた)大型機のシミュレータにジョブを入れて、1時間ぐらいたったら、プリンタの部屋に行って厚さ5cmくらいの紙の束をとってきて、1行ずつチェックする、という作業だった。おかげで、SH1(SH7032)の命令セットも内部レジスタもI/Oピンも、いまもでだいたい覚えている。
同室だった若手の方々も、お名前はほとんど忘れてしまったが、声、しゃべり方、顔は、今でもはっきり覚えている。

最後のまとめの発表会のとき、3週間でやったことのプレゼンをしたあと、山崎さんが、「秋田君は、いまでは少なくなったけど、「アキバ」を知っている。例えばAMラジオの感度をあわせるのに、バーアンテナの向きを変える、みたいな話が通じる。」というようなことをおっしゃったのを、いまでも、そのときの表情や手振り、声色まで含めて、鮮明に覚えている。

今月のInterfaceでもV850を使った記事を書かれているようだ。
山崎さんは、きっとインターンシップの学生の一人のことなんて覚えておられないだろうけど、久しぶりに、ぜひともお会いしたい。そして、いろんな話をしたい。

投稿者 akita : 2007年05月30日 16:40

コメント

記事とは直接は関係ないですが、
じつは私もインターンシップで日立に行ってきました。
国分寺にある中央研究所の、半導体事業部にお世話になりました。
なんだか、ちょっぴり奇遇ですね^^
私の方は、半導体上のMEMSの特性を調べるっていう内容でした。
ついこの前行ってきたばかりなのですが、
近いのかなぁと思ってついつい書き込みしてしまいました。

投稿者 ゆっきい★ : 2007年06月01日 22:19

ゆっきいさん、コメントありがとうございます。
インターンでMEMSをやられていたのは知っていたのですが、日立だったんですね。奇遇。
中央研究所と半導体事業部は、別の場所(近いけど)のはずですが、半導体事業部は、いまはルネサステクノロジになっているので、中央研究所ですかね。

投稿者 akita : 2007年06月02日 06:47

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