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2007年06月19日
部材A
昨日も法学部の大友先生の知財ゼミに混ぜていただく。
特許の間接侵害の話なんだけど、部材Aと部材Bがあって、それを組み合わせるとCになるとき、云々、という話が出てくる。
論理的にはわかるんだけど、具体的な例は、なんだろう?と考えてしまう。何か具体的な例をあてはめて考えると、理解しやすそうだ。
逆に、法学部の学生さんは、「部材A」のままで話を進める。だから、抽象的な話になってしまう。いずれ社会に出て、間接侵害にからむ話に出会ったとき、「ああ、これは部材Aのことだ」とわかるまでには、ちょっと時間がかかるんじゃないだろうか。
・・・という話を知財の専門家の方に聞いたら、それはその通りなんだけど、具体例ばかりに重点を置いてしまうと、本質(論理)を見失ってしまうので、抽象的な論理と具体的な実例のバランスが重要、ということらしい。なるほど。
電子回路での、理論と実践(ものづくり)の関係に似た話かもしれない。
投稿者 akita : 2007年06月19日 17:25