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2007年10月30日

PCの使い方と作業効率

PCの使い方(ツールとか操作とかの意味)、というのは、人それぞれで個性がある。
が、その効率のよしあしで、同じことをやるのにも、手間がずいぶん違うようだ。
いらないことに時間を割くのはもったいない。
PCの使い方で時間をとられるのは本末転倒なわけで、そこは自分の手になじむ、手足のように自由に扱えるものが理想的。
というわけで、自分なりの、PCの使い方のポリシーをまとめてみる。(※は自分の場合)

1. ファイル操作とテキスト編集は、非常によく使う。だから、好みの手になじむ専用ツールを用意したほうがいい。
ファイル操作:ファイルの移動、コピー、名前の変更、削除など。
Windows標準のExplorerが不便なところ:(1)フォルダの一覧をみながらのファイルのコピーができない、(2)テキストファイルの中身をちょっと見たいだけのときに、*.txt以外は開くためのアプリケーションを指定しないといけない。へたをすると*.cを見るだけでVisualStudioが立ち上がる。
多くの専用ファイル操作ソフトでは、両者が内蔵されている。ただファイルの中身をちょっと見るだけ、というのは、意外と多い。
※ファイル操作ツール(ファイラー)=卓駆、テキスト編集ツール=Meadow(Emacs)

2. ウインドウは、できるだけ重ねない。
ウインドウを重ねても、結局同時に見られるのは重なっていない部分だけ。裏側のものを見るたびにウインドウを移動したり閉じたりするのは、効率が悪い。できるだけウインドウの重なりを少なくするように整列して配置したほうが格段に効率がいい。裏側にあるウインドウを表に持ってきたいときは、他のウインドウを移動すると、元に戻すのが手間なので、Alt+Tabで切り替える。
※左側にテキストエディタとメールソフト、右側にWebブラウザとファイル操作ソフト、AdobeReaderを並べる:WebページやPDFを見ながら文章を書くことは、意外と多い。

3. デスクトップに、あまりファイル置かない。
デスクトップにファイルを置くと、そのファイルを使うたびに、多くのウインドウを閉じたり移動しないといけないのが、けっこう作業の中断になっている。ファイルはフォルダに置くのが便利そう。ただしタスクバーに「デスクトップ」を置けるので、そこからアクセスするのはいいかもしれない。

「慣れ」という要素は大きいと思いますが、ぜひお試しあれ。

投稿者 akita : 2007年10月30日 21:38

コメント

結局、X-Windowに勝るインタフェースはないようですね。

投稿者 kitagawa : 2007年11月03日 20:55

どうも、そういうことのようです。
いわゆる、不便系インタフェース、というやつなんでしょうか。
(最初はとっつきにくいけど、慣れてしまうと手放せない)

そういえば、学生のころ、指導教員だった浅田先生が、学生たちの普段使っている環境をみて、「みんな、最終的にはタイルウインドウ(画面内で、重なっているウインドウが1枚もなく、すべて並んでいる状態)になるんだねえ」とおっしゃっていました。まさにそうでした。

投稿者 akita : 2007年11月04日 20:19

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