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2008年11月03日

活気というかactivityというか

とある研究分野の会合に出席する。
なんか、こう、活気というかactivityがあまりにも低く、げんなりする。
若い人がいない、だの、お偉方はどうだの、そんな話ばかり。
新しいactivityを始めようにも、どうも雰囲気が乗り気ではない。
若い人がいないのはどの分野でもそうかもしれないが、この研究分野は、顕著なんだろうか。
それは、先が見えないからなのか、この研究分野のコミュニティの閉鎖性からなのか。
なんか、こう、明るくない。なんだかなあ。

投稿者 akita : 2008年11月03日 23:04

コメント

ほとんどつぶやきの自己レス。
こういう雰囲気の原因をいろいろ考えてみたら、3つほどありそうだ。
1.ハングリーさ。昔は作りたいものを作れる環境がなくて、みんな必死だった。作れるのであれば、そのための努力や苦労は苦にならなかった。足りないものは自分でつくった。それが、作れる環境があたりまえになり、本来ならば、作りたいものを自由に作れるのだから本領発揮といきたいところなのだが、道具が使えないだの環境設定の説明がたりないだの、文句ばかり言う人が多くなる。昔に必死だった人から見れば、何をぜいたくをいっているんだ、ということになるが、こういうミゾが、もうどうしようもないぐらい深くなっている。だから若い人も育たない。

2.すそ野の広さ。↑に関係するが、新しい人の参入障壁が低くなった分、ハングリーさが少ない人が多くなり、activityが低くなる。個々のactivityが低くても、人数が多ければ、総和では昔よりも大きくなるのかもしれないし、実際にそうなっている面もあると思うのだけど、activityが低い人の絶対量が多い(ガウス分布のすそ野の下のほうの絶対量が多くなる)のが、高い人のあしをひっぱりかねない状況のような気がする。

3.コミュニティーの狭さ。↑・↑↑にも関係するが、新しい人がなかなか増えない分、コミュニティーが狭くなる。狭くなると、より新しい人が入りにくくなる、という悪循環。

投稿者 akita : 2008年11月05日 21:21

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