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2009年05月27日
お互い無駄なことはやめようぜ
どうも最近、いわゆる国立大学法人になってから特に、という気がするのだが、
「意味のわからん」事務作業が増えたような気がする。
他の大学で、1回だけ科目を担当するためだけに、あたかもそこに採用されるかのような詳細な履歴書と、あたかも自分の大学での業績評価に使われそうな細かさの業績リストを出せ、といわれる。
どう考えても、おかしい。
そもそも、その業績リストで担当の可否が決まるとも思えない(すでに担当が決まっているわけだし)し、その大学から業績を評価・検証されるわけもない。
どう考えても、普通に常勤の教員を採用するときの履歴書などの書式を流用したとしか思えない。
しかも、それをまともに読むとは思えない。
事務的に、「ちゃんとした(っぽい)履歴書が提出された」という証拠が、一番大切なんだろう。それは理解できる。
だから、そんなものに対して、「ちゃんとした」履歴書を書くのは、ばかばかしい。どうせ誰も読まないんだし。たとえば受賞歴の1つや2つ、書かなくたって、誰も困らない。
うそを書いちゃいけないが、馬鹿正直に書くことこそ、ばかばかしい。
だから、こういうことに対しては、「適当」に、ただし「体裁」だけはしっかりとした(ように見える)ものを作ることが、お互いのためになるんじゃないかと思う。
お互い、無駄なことはやめようよ。
なんか世知辛い世の中になったなあ。
個人情報保護法で訴えられる「かも」に備えて、成績を親に通知することの承諾書をとるのも、似たようなもんだよなあ。
投稿者 akita : 2009年05月27日 20:57
コメント
”成績を親に通知することの承諾書をとる”???
今では、そんなことをしているんですか?
企業では、”何が出来る人”ではなく、”何件特許を出した”という方が優遇され、どうでも良いカスネタ特許の作成に精を出すという光景が見られます。。。
投稿者 わかみゆ : 2009年05月28日 08:07
あ、やってますよ>承諾書
そんなのやりすぎだろう・・・という声はよく出るのですが、合言葉は「訴えられたら勝てません」
誰が訴えるんだか・・・
っていうか個人情報保護法の拡大解釈のやりすぎだ・・・
投稿者 akita : 2009年05月28日 08:09