« ケータイのカタログ | メイン | MAKE Tokyo Meeting »
2009年10月20日
郵政民営化とはなんだったんだろう
いったい、郵政民営化というのは、なんだったんだろう。
なんでも民営化すれば、よくなる、という考えが妄想だった、ということの壮大な実証実験だった、ということなんだろうか。
そういえば関空では、飲食店を民間ばかりにしたら、朝早くや夜遅くに店がどこもあいていなくてとても不便、という話を聞いたことがあった。
まさに、これだ。
やはり日本は、昔みたいに、ある程度社会主義っぽいのがあっているんだろうか。
助け合いの心、とか、儲けよりなんとか、というのもあるし。
なんでもかんでもアメリカのまねをすればよいわけではない、ということを、国民の多くが、身をもってわかった、ということなんだろうか。
日本には、日本にあったやりかた、でやる。
ある意味、こんな当たり前のことに気づくために、私たちはこれだけ大きな代償を払ったわけだ。
この教訓は生かさなければいけない。
投稿者 akita : 2009年10月20日 22:33
コメント
郵政民営化については、まだ中途だったので何とも言えないのではないかと思います。これからなんらかの効果がでるところだったのかもしれない。或いはもっと悪くなったのかもしれない。
個人的には、郵便事業と銀行・保険事業は切り離して郵便事業は国有のまま継続、銀行・保険事業は民営化するのが筋が良さそうだと考えていました。銀行・保険事業では、金の回りを良くするという役割を担っていたのでしょうが、それは違う形で(普通に考えれば個人向けの国債や地方債を発行して、国や地方の責任で中小企業などへの融資を行う)やればよいでしょうし。
投稿者 まつむら : 2009年10月21日 02:43
郵貯のン十兆円って、いったいナニモノなんでしょうかね。郵政民営化前でも、個人や中小企業に融資されていたわけでもないんでしょうか?もしそうであれば、公的な融資、みたいなものであったわけですよね。それはそれで大切だったというわけでもないのでしょうか?
・・・疑問だらけだ。
投稿者 akita : 2009年10月22日 16:10
郵貯の預金は国債や財政投融資債などでの運用が主だったようで、大蔵省がこの運用を行っていたようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/財政投融資
2001年からは独自運用へ切り替えられ、民営化されたことで効率的な運用を行うことを期待されていたようですが、今回の人事でもとの状態に戻ってしまうのでしょうね。
こんな記事をみつけました。
http://newsweekjapan.jp/column/ikeda/2009/10/post-73.php
投稿者 まつむら : 2009年10月23日 01:45
ふむふむ。知らないことだらけだなあ。
昔から不思議なのですが、「効率的な運用」って、ナンなんでしょうね。
お金が知らない間に増える?
それとも、誰か損した人からお金を巻き上げている?
どっちなんでしょうね。両方なのかな。
投稿者 akita : 2009年10月23日 18:24