2006年12月28日
PCとマイコンのシリアル接続
マイコンのデバッグをするとき、PCと、いわゆるシリアルで接続するのにどうも慣れていて、よく使う。
で、最近のPCにはシリアル(COM)ポートがないので、USB-シリアル変換機を使うわけだけど、当然レベルはRS232。で、マイコンのUARTは当然TTLレベルなので、レベル変換が必要になる。
しかしUSB-シリアル変換機の中身は、だいたいUSB-TTLレベルUART変換機+RS232Cレベル変換機、になっているわけで、TTLレベル→RS232レベル→TTLレベル、と変換していることになる。
これは無駄なので、Silicon LaboratoriesのCP2101を使って、USB-TTLレベルシリアルの変換機を作ってみた。TTLレベルシリアル側は、GNDとTXとRXだけでいいんだけど、私的な経緯で、VDD用の空きピンを含めて4ピンのコネクタ。CP2101は3V系なんだけど、幸い入力は5V-tolerantなので、マイコン側が3Vの信号を受けてさえくれれば、問題なく使える。
せっかくなのでUSB側はminiUSBコネクタにして、コンパクトにまとめてみた。けっこうイイかも。
投稿者 akita : 2006年12月28日 09:13
コメント
たしかにRS232Cレベルにする必要ないですね.
しかもとてもコンパクトで便利そうです.
投稿者 okazaki : 2006年12月28日 14:51
売れますかね^^;
誰か商品にしてくれないかな・・・
投稿者 akita : 2006年12月28日 15:02
自己補足。
マイコン側に電源が供給されていないときに、CP2101の送信端子(=マイコンの受信端子)に電圧が印加されてしまい、マイコンの入力端子の保護回路(保護ダイオード)を通して、微妙に電源が供給されるっぽい状態になることがあるので、CP2101の送信端子のあとに、1ゲートICでバッファ(入力電圧は電源電圧を超えてもよいレベル変換対応のやつ:VHCシリーズとか)をはさんで、そのバッファの電源をマイコン側から供給することで、マイコン側の電源がOFFのときには、マイコン側の受信端子に電圧が印加されないようにしてみた。
投稿者 akita : 2009年04月27日 12:48
はじめまして、大変興味ありますので連絡いただけますか。
投稿者 shino : 2010年02月01日 17:24
あ、は、はい、後ほどご連絡させていただきます!
投稿者 akita : 2010年02月01日 17:55