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2007年06月09日

NHKと公共放送

この日のNHK大学セミナーで、せっかくなので、最後の質疑のときに、NHKはなぜ公共放送なのか、という、日ごろからの疑問を問いかけてみた。

公共放送とはなんなのか。国営放送を税金で運営する、というスタイルとは何が違うのか。視聴率を気にする番組構成になってきてはいないか。(例えば夜9時のニュースが、民放のワイドショーっぽくなって、非常に嫌いだ。私が知りたいのは事実であって、キャスターやコメンテータの意見ではない。)

NHKが国営放送ではなく公共放送なのは、戦前に政府(軍)に利用されたことへの反省、ということらしい。中立を守るために国営放送にはならない、ということ。

なるほど。そういうことだったのか。とても納得できる理屈・システムだと思う。
でもそれって、みんなわかっていることなんだろうか。少なくともこれを聞くまで、私は知らなかった。もっと広報をしっかりやってほしい、と要望をしておいた。
その上で、視聴率にはこだわらない、マニアックな番組構成を続けてほしいと、切に願う。

投稿者 akita : 2007年06月09日 21:31

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