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2009年07月07日

ゆとり教育とは言うけれど・・・

最近の小学校では、授業中に問題を与えて、あてて答えさせるとき、すぐに答えられなかったら、「わかりません」とすぐに答えるように指導している(場合がある)そうだ。
本来ならば、わからなければ、じっくり考える、というプロセスがとても重要なんだと思うんだけど、こういうやりかたは、それとまったく逆行している。
時間がなくてあわただしい、ということなのかもしれないが、それならば、ゆとり教育ってなんだったんだろう、と思ってしまう。

こういう教育を受けていけば、わらないときには、すぐにあきらめる、というクセがついてしまって、非常によろしくないと思うんだが、これが、いわゆる、ゆとり前線の実体なんだろうか。

その意味では、最近はやりの、いわゆるサイエンスラボ的なものも、マズいのかもしれない。
このテのものでけっこう多いのは、題材をあたえて、さあこのとおり
やってみましょう、不思議ですねー、じゃあ次、という感じで、ウチが最近週末に行っているやつも、けっこうそういう感じ。

本来の理科というのは、日常生活の中で、自分で不思議を見つけて、いろいろ考えたり調べたりする、というものから始まるわけだけど、あまりによく準備された"sandbox"は、試行錯誤する必要がないので、思考停止を助長してしまう。
そういうものに慣れていくと、「答えはすぐ出るもの」「答えは最後に書いてある」という思考ルーチンになってしまうわけで、いわゆる試行錯誤のステップが、完全に欠落をしてしまう。

最近、自分の中ではアツい電子工作ネタも、ともすると、こういう準備過剰=思考停止になってしまいがちなので、そういう意味での自戒でもある。

投稿者 akita : 2009年07月07日 15:56

コメント

今の新入社員は答えを探すことはしても自分で考えて結論を出すことはしませんね。しないというより出来ないというか、そういう思考は思いもよらないという感じです。仕事で設計していると答えなんて無い事も多いわけですが、すぐ答えを探そうとします。自分では考えずに、です。

どこかに書いてあるはずの答えを探すことしか出来ないのがゆとり教育の成果かどうか、ワタシにはわかりませんが、経済界にとっては都合がいいですよね。日本人はテレビ大好きでコマーシャルをたくさん見ます。そこにエコとか環境とかいうキーワードをちりばめると、見た人間はそれを答えと頭から信じてたくさん買い物をする、と経済はますます順調、と。

日本国は資本主義。イヤないい方をすると金こそすべて。世界の中心。だから国を挙げてコマーシャルをそのまま鵜呑みにするカモを育てようとしているのかもしれません。私の考えすぎですけどね(ナハ)。でももしそうだとしたら、日本は破滅の道を突き進んでいることになりますなぁ。ちょっと怖いかも。

#コメントの後半はエコ教とダブった内容です。紛らわしいコメントですいません。

投稿者 tarepanda : 2009年07月09日 21:46

答えを「探す」という話は、いわゆる「調べ」学習のいきすぎた結果なのかなあ、という気はします。
インターネットが普及しだした頃に、「調べ」学習が、かなりはやった時期があるんですよね。(先生も楽チンだし)

また、そういう刷り込みにそまりやすいのは、日本人だけではないような気もしますが、ちょっと神経質というか極端な気はしますね。過日のインフルエンザのときのマスクみたいに。
最後の話は、あまりそういう意図をもって、そういう教育が行われているようには思えませんが、結果的にそれに近いことになっているのかもしれませんね。


投稿者 akita : 2009年07月17日 21:46

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