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2007年03月30日
orz
渾身の一発だった論文に、不採択通知。しかもけっこう手厳しいコメント。
今日は立ち直れそうにない・・・
明日、冷静にコメントを読み返そう。
ヒビマイシン。
2007年03月29日
基板製造 in China
小ネタ基板のqueueがたまってきたので、はじめて、PCBCARTに発注してみる。
中国の会社で、初期コストが32ドルほどかかるが、単価は安い。レジストの色をいろいろ選べる、など。
PCBEデータは受け付けてくれないので、grbtoolsで、gerber→RS274Xに変換。
支払いを済ませたあとでデータを送る、という手順なんだけど、それってなんかへんだな。もし作れないデータだったらどうするんだろう?
とりあえず送ってチェック待ち。
モノを作るということ
shin氏@JAIST来校。作成中という研究計画の話を聞く。
作ろうとしている装置を2週間使ってデータをとる、とか、作ろうとしているシステムを10人ぐらいの被験者に試してもらう、という計画。
モノは作るだけじゃだめで、ちゃんと使って評価してナンボ、ということだ。
2007年03月26日
のとじま水族館
娘(4.5歳)が行きたい、というので、日曜、のとじま水族館へ出かけることにした。
朝家を出て、BGMは、しまじろう。
9:42頃、途中の羽咋あたりの高速道路で、やけに横風が強いのか、なんだか揺れるなあ、と思っていた(そのときは)。
途中の料金所で、料金所のおじさんが、この先の道路が地震で陥没していて通行できない、という。水族館は別方面の話だったので、先へ進む。いつの地震のことだ?最近地震なんてあったっけ?聞き間違い?と思っていた(そのときは)。
途中、高速道路が片側1車線・対面通行(もちろん、はみ出し追い越し禁止)になっているところで、パトカーがサイレンをならして追い越していく。危ないなあ、と思っていた(そのときは)。
水族館に着くちょっと前あたりで、なんかおかしいなあ、と思って、BGMを、しまじろう、からNHKニュースに変えて、やっと何が起こっていたか、わかった。
えらい地震だ。しかもすぐ近く。
水族館に着いてみると、水槽がわれているとかで、臨時休館。
途中、七尾市内で昼食をとろうとしても、おおむね閉店。道路がところどころ段差がある。
帰宅してみても、多少本が本棚から落ちている程度で、幸いたいしたことはなかったようだ。
しかし77年ぶりの地震の日に、よりによって震源地の方面へドライブに出かける、とは、いったい、なんということだろう。
選挙がはじまった
珍しく娘(4.5歳)が昼寝をしたので安心していたら、某政党の選挙カーがやってきて、起こされた。
市民の生活を守る、みたいなことを大声で叫ぶんだったら、まずは市民の安眠を守ってほしい。
2007年03月19日
SMDの半田付け
ドライヤーみたいな工具で部品ごとあたためる方法があるらしい。
ほー。
2007年03月16日
esで無線LAN
esで使っているminiSDの無線LANカード。
どうも認識させるのにコツがいる、というか、再現性がよくわからないなあ、と思っていたら、FAQらしい。
Today画面で表示している重そうなアプリ(具体的には自分の場合はSpbDiary)を表示させなくしてソフトリセット後、差せばよいらしい。たしかに一発で認識した。
2007年03月15日
刺激日記
2日続けて、非常に刺激を受ける。
ネタは、ツールだったり、人生だったり、ファームウエアだったり、LEDだったり、文節だったり。
2007年03月14日
esでBluetooth(with 自作L字コネクタ)→ペンの改造
昨日の情報に基づき、es用のUSBホストケーブルを製作。mini-B側の4番と5番をショートさせることで、あっさり解決。
こんな感じ。先日の市販のL字コネクタよりはかなりでっぱりが小さい。
拡大するとこんな感じ。ペンを取り出せない、という致命的な問題があったので、隙間を利用して、ペン取り出しツマミを動かすように、プラ板をはさんでみた。が、予想通り、すぐに外れる。
ペンの頭をちょっと出っ張らせれば、取り出しやすいのでは?と考え、転がっていたタッピングねじを埋め込む。出っ張りは気にならない程度で、なかなか取り出しやすい。
2007年03月12日
esのUSBホストケーブル(続)
USB miniAコネクタについて調べていくうちに、こんなページに行き着く。
ふむ。こういう結線になっているのか・・・
2007年03月09日
散財
久しぶりに秋葉原で、思いっきり散財。
気がついたら、財布の中の現金が13円になっていた。あぶないあぶない。
財布の中の残金が2桁なんて久しぶりだ。
2007年03月06日
いろんなアナログデータのディジタル化計画
前々から気になっていた、いろんなアナログデータをディジタル化する計画を、思い立ったので一気に動かし始める。(カッコ内は、そのために調達した機材)
・VHSビデオ:済(ビデオキャプチャユニット)
・写真(印画紙):進行中(普通のスキャナ)
・写真(フィルム):準備完了(フィルムスキャナ(ヤフオク)+SCSIカード(ヤフオク))
・カセットテープ:準備中(カセットデッキ(ヤフオク)+オーディオ取り込みユニット(購入予定))
・書類:準備完了(スキャナ)
2007年03月03日
中国の人の漢字の書き順
何人かの中国の人が、漢字を書く様子を生で見る機会があった。
日本語用の漢字だからかもしれないけど、けっこう書き順がめちゃくちゃだった。
そういうもんなんだね。
それとも中国ではあれが正しい書き順なんだろうか。
2007年03月02日
esのL字一体型USBホストケーブル
esのUSBホストケーブルの、L字型のやつがあったけど、微妙なでっぱりが気になったので、自作してみた。
上がUSB受け口、右下のでっぱりがes側。
物理的にこれ以上は小さくできないだろう。
ただ、↓のようにes側のコネクタがmini-Aではないので、残念ながらまだ使えない。mini-Aのコネクタを探してこよっと。
PRoCの基板をつくってみた
以前から気になっていた、PRoCを載せる基板を作ってみた。
アンテナ部分は、ApplicationNoteのまねっこ。
13MHzという変態的周波数の水晶は、例の特注水晶。
デバッグ後には、水晶のすぐ左あたりの縦線で分割して、モジュール面積を小さくすることもできる。
まずは火入れ、ですな。
USB mini-Aコネクタ
W-ZERO3のUSBホストケーブル(の小型のやつ)を自作しようかと思って、部品をそろえてみる。
es側は、とりあえずmini-Bコネクタでいいだろう、と思っていたのだが、どうもうまくいかない。うまくいかない、というか、+5Vが出てこない時点で、物理的な接触すらうまくいっていないようだ。
で、いまさらながら、USB OTGのコネクタについてちょいと調べてみると、USB OTG、つまりUSBホスト側のminiコネクタは、普通のUSBケーブル(A-miniB)のコネクタ(mini-B)とは違って、mini-Aという規格らしい。
esみたいに、USBホストにもUSBターゲットにもなる機器のためには、mini-Aもmini-Bも両方ともささるように、mini-ABという受け口(receptacle)もあるらしい。
へー。
というわけで、mini-Aプラグを探さないと。
思いもよらない人からの連絡
思いもよらない人から、不思議なルートでmixi経由のメッセージが届く。実はもう15くらい年前から知っている人なのに、連絡なんてまったくと言っていいほどとっていなかった。それなのに、覚えていてくれたのは、とてもうれしい。
2007年03月01日
ボトムアップ的な電子工作、という考え方
電子工作の面白みについて、ちょっと考えてみる。
よくありがちなのは、キットを作るタイプのもので、マニュアルと部品があって、手順どおりに作っておしまい。だいたい、作ったものは、使わないし遊ばない。
次にありがちなのは、まずはこんなマイコンがあって、こんな機能があるので使ってみましょう、的な解説。くっつけるのはスイッチだったりLEDだったり。だいたい、できあがるものは、つまらない。勉強にはなるけど。
これらを、仮にトップダウン的な電子工作、と呼ぶことにする。
これらをふまえたうえで、実際に必要とされる手順は何か、と考える。
だいたいは、まず作りたいものがあって、それをどうやって作るか、に頭をひねるわけだ。
例えばPlayStationのコントローラがある。こいつをマイコンでつついて、何かを動かしてみたい、と考えるとする。つまり素材があって、その料理法を考える、わけだ。
手持ちの料理法(自分が使い慣れたマイコン・デバイスを使う)でもいいし、新しい料理法(未知のマイコン・デバイスを使う)にチャレンジするのもいい。
当然、その料理のためには、いろいろと調べることが多い。コントローラのプロトコルとか、マイコンのプログラミングとか、さらには電源回路とか。
これを、仮にボトムアップ的な電子工作、と呼ぶことにする。
いままでの電子工作には、この、ボトムアップ的要素が、少ないんじゃないだろうか。
もちろん、このボトムアップ的電子工作を、趣味でやるのは、いい。
でも、講習会とか演習とかでやるのは、たしかに指導者には多大な労力がかかりそうだ。
しかし、たとえばこういう実施方法はどうだろう。
まず、素材を、ジャンクの山や雑多な部品箱から、自分で面白そうなものを探す。例えばヘンなスイッチでもいいし、ヘンなランプでもいいし、マトリクスLEDでもいいし、液晶モジュールでもいいし、なんかのセンサでもいいし、PlayStationコントローラでもいいし、モータでもいい。
次に、そいつをどう料理するか、を、自分で考える。まわりとdiscussionするのもいい。例えばこのスイッチで、ここがこう光るようにしよう、とか。
そして、ある程度のコアな回路は、みんなで共通化しておく。例えば使うマイコンとコンパイラをそろえる、とか、電源は同じACアダプタ、とか。これに関するlectureや演習をやる。
続いて、インタフェースの回路を考える。これはいろいろ調べたり、アドバイスを受けたりしながら。例えばセンサの出力の取り込み方法とか、コンデンサアンプの増幅回路とか、モータの駆動回路とか。
最後に、全体を設計し、回路もプログラムもつくり、デバッグしながら、完成。
時間はかかりそうだけど、ある程度じっくりやるのが許されるのであれば、こういうボトムアップ的な電子工作は、なかなか面白いし、ためになるんじゃないだろうか。